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改革とか、革命とかかっこいい言葉だけど実現するのが難しい。なんせ、自分のいままでの考え方とか行動を180°変えてしまうのだから最初の一歩を中々踏み出せない。或は最初の百歩を踏み出せたけど、その後が続かない。

そんな人達(自分も含めて)のために日本では数々の自己開発本が毎月のようにバンバン出版されるのだけれど買った途端その技術を身につけたように感じて、そこで満足してしまう。まさしくめいろまさんが言うキャリアポルノなのかも知れません。

去年、日本を離れ南米チリで日本と世界を繋ぐクラウドファンディング事業をスタートさせるため頑張ってきましたがアップダウンが激しく少し落ち込んでいるときにジェームス・アルツチャー(下に紹介)という、綺麗ごとなしの文章を書く著者のこの記事を見つけました。カツを入れられた気分です。

みなさんに紹介したく微力ながら翻訳しました。訂正点がありましたらコメント欄でご指摘願います。

ジェームスの究極の自己改革のための虎の巻
(訳:打村明)

これが私が作った自己改革のためのルールです。今まで何回かどん底に落ちました。何回か這い上がりました。それを繰り返しました。転職もしました。昔の知り合いは今の私を知らない。その他いろいろ。

転職をしなければならない理由は様々ですが、興味が変わったのが数回、どの道も塞がれたのも数回、時にはお金が本当に必要だったから、そして時には前職の人を全員嫌い、自分も嫌いになっていたので転職しました。

自己改革をするには他にも色々な方法がありますので私の言うことは半信半疑で読んでください。

このリストは約20年間共有したなかでインタビューや感謝のお便りを通して数百人には役に立ったと思っています。試すのも試さないのもあなた次第です。The Ultimate Cheat Sheet For Reinventing Yourself by James Altucher

A) 自己改革は永遠に終わらない

あなたは毎日自分を作り変えています。常に移動しています、しかし前進するか後進するかはあなたの選択です。

B) 無からのスタートです

あなたの前から持っているラベル(肩書き)はすべて自慢にしかすぎません。医者だった?アイビーリーグにいただと?億万長者だった?家族を持ってた?誰にとってもどうでもいい話しなんです。ゼロなのです。それ以外の何者でもありません。

C) あなたには師が必要です

いなければ、どん底にまた落ちます。誰かから呼吸の仕方、動き方を学ばなければならない。師を見つける心配はしないでください(下記を参照)。

D) 3タイプの師

  1. 直近の師:あなたの前にいて、その方法を教えてくれる人。但し、空手キッドに出てくる宮城さんみたいな人ばかりが師ではないのですよ。大抵の場合、師はそのうちあなたのことが嫌いになります。
  2. 間接的な師: 本、映画など。メンターシップの9割を本や他の情報源で手に入れることが出来ます。200冊〜500冊が一人の良い師と同様です。「どんな本がおすすめですか?」と聞かれるけど、その答えはいつになっても分からない。200冊から500冊の本を読むこと。インスピレーションをもらうような本を何冊か選ぶと良い。あなたが信じていることをもっと深く知れるように毎日読んでください。
  3. なんでも師: あなたがゼロで自己改革に熱心ならば、あなたが探し求めるものすべてが「師」なのではないでしょうか。目の前にある木。その根っこが土中にある水を吸収するのを眼でみることはできないが、そうしているように、ソフトのプログラミングもコードは見れないのだけどその結果は見える。あなたが見るものすべてが繋がっているし、あなたが繋げるのです。

E) 何にも熱くなれないなんて心配無用

あなたは自分の健康には関心がある。そこからスタートしてください。ほんのわずかな前進でいいんです。成功するにはパッションは要りません。好きなことを全力でやれば成功という症状も当たり前にでてきます。

F) 自己改革にかかる時間:5年

どんな感じの5年か:

  • 1年目:すべてに失敗し、いっぱい読んで、とにかく行動をし始めている。
  • 2年目:誰と話し、誰と繋がらなければならないかを知る。毎日やらなければならないことを実行している。あなたのやりたい分野の「モノポリーボード」を客観的に見ることが出来るようになる。
  • 3年目:実行していることでお金を生むことできるようになる。まだそれで暮らすほどの量ではない。
  • 4年目:良いくらしを始めている。
  • 5年目:富を生み出している。

最初の1〜4年目に挫折することが多い。「なぜまで成し遂げていないんだ?」と言いながら床をパンチし拳を怪我して、こんどはココナッツを床に投げつけるような変な儀式をしてしまう。それでも大丈夫。続ければ良いし、違う道を選択したっていい。関係ないんです。いずれ死ぬんだし、死んだ後は自己改革なんてできない。

G) これを成し遂げるのに早かったり遅かったりしたらあなたは何かに間違っている。

Googleがその良い例。

H) お金の問題ではない。しかし良い計りでもある。

誰かが「お金なんて関係ない」なんて言っている人は、別の良い「計り」を持っていて欲しい。
「好きなことをやっていればいいんじゃないの?」と言うけど好きでなくなる日もたくさん来る。好きだからやっているだけならば5年よりも遥かに長くかかる。

「幸福」というのは、脳がそれがポシティブだと認知しているだけの出来事です。日によって不幸せな日も出てきます。脳は私たちが使う道具です、「自己」ではないのです。

I) 「◯◯をやるぞ!」と言えるのはいつですか?◯◯=あなたの次の事業

今日です。

J) ◯◯をスタートするのはいつですか?

今日です。例えば絵を描きたいと思っているのなら、今日キャンバスを買って絵を描いてください。500冊の本を一冊ずつ買い始めてください。そして絵を描き始めてください。

文字を書きたい場合。この三つのことをしてください。

① 読む
② 書く
③ 一番好きな著者の一番好きな文章を一単語ずつ書いてください。書きながら、どうしてその単語を選んだのかを考えてください。その著者は今日からもうあなたの恩師です。

起業したい場合、基盤となるアイディアの規模をまとめてください。自己改革は今日始まります。それも毎日。

K) どうやってお金を稼げるの?

3年目になったら、その目的のために5,000〜7,000時間使ったことになります。どんな分野でもその時間で世界のトップ200〜300に入ることができる時間です。トップ200に入れば、どの分野でも大抵稼ぐことができます。

3年目にお金を生み出す方法が分かります。4年目に規模を大きくすることができるようになり、生活できるようになります。4年目でストップしてしまう人が多いです。

L) 5年目であなたはトップ30〜50に達するので富を生み出します。

M) 「これだ!」というものは何ですか?何をすれば良いのかをどうやって分かることができるのですか?

500冊も本を読んでしまうぐらいのものです。本屋に行って探してください。3ヶ月後うんざりしてしまったら、また本屋に出かけてください。

幻滅してもいいんです。それが失敗です。成功の方が失敗より遥かに良いですが、失敗から一番良い教訓を学びます。

*重要:急がなくても良いのです。人生であなたは何回も自己改革します。挫折も失敗も何回もしますがそれも楽しい。

自己改革の積み重ねがあなたの人生をつまらない教科書から良いストーリーの詰まったアドベンチャー本にします。

何人かは人生を教科書にしようとしています。私の場合、いろんな話しが詰まった本にしたいです。だから自己改革は毎日起きるのです。

N) あなたが今日取る様々な選択があなたの伝記に残ります。

人生でおもしろい選択をすればおもしろい伝記が書けます。

N1) あなたが今日取る様々な選択があなたの一部になります。

O) 聖書考古学とか11世紀戦争史のような意味不明なものが好きだったら?

上記のステップを繰り返してください。5年後あなたは富を生み出します。そのやり方は分かりませんが、一歩を踏み始めているのにその最終結果を求めすぎないでください。

P) 家族に会計士になってほしいと言われたら?

家族に何年の約束をするのですか?10年?生きている時間すべて?でしたら次の人生まで待ってください。ここで良いのは、あなたに選択権があるということ。

家族よりも自由を選んでください。先入観よりも自由を。政府よりも自由を。世間を満足させるよりも自由を。それができたら、あなたが満足します。

Q) 師に、彼のやり方で進んで欲しいと言われました。

それはそれでいいんです。彼のやり方を習ってから、経緯を持って自己流でやること。

だれもあなたに銃を突きつけていないことを願います。その場合は銃がなくなるまでその人のやり方でやってください。

R) 配偶者が子供や学費や養育費などの心配をしています。

では週7日、毎日16時間ジャニターとしてアルバイトをして余った時間をそれに費やしてください。

自己改革を行いたい人はどこか必ず自由時間を見つけます。自己改革の過程の中ではその余った短い時間を繋ぎ合わせ、新しい自分を彫っていっているのです。

S) 友達や知人が私のことを変人だと思ってしまったら?

友達?なんですかそれは。

T) 宇宙飛行士になりたいと言ったら?

それは自己改革じゃない。それは職種です。あなたは宇宙が好きなのであればその分野でいろんな仕事があります。リチャード・ブランソンは宇宙飛行士になりたくて、バージン・ギャラクティックという会社を立ち上げました。

U) パーティーや飲み会が好きなのですが

この記事をまた来年読んでみてください。

V) いま夫か妻に二股かけてて忙しいのですが

この記事を2〜3年後、あなたが貧乏で無職でみんなに嫌われているときにまた読み返してください。

W) なんの知識も能力もないわたしですが

「B」を読み返してください。

X) 資格がなかったり、あっても何のためにもならない資格をもっていても大丈夫ですか?

「B」を読み返してください。

Y) 借金やローン返済に集中しなければならなかったら?

「R」を読み返してください。

Z) なぜ自分はいつも部外者の気分がするのでしょうか。

アインシュタインがそいういう部外者でした。どの組織も彼を雇ってくれませんでした。

みんないつかは自分のことを二級品だと思うことがあります。最高の創造力はそういう懐疑的な考え方から生まれます。

AA) 500冊なんて読めません。インスピレーションのためのとっておきの1冊を教えてください

あきらめてください。

BB) 自己改革をするほど健康ではない場合は?

自己改革は体内の健康的な物質セロトニン、ドーパミン、オキシトシンなどを増大させてくれます。前進していくことで健康に戻ることができなくても増進してくれます。健康状態を言い訳にしないでください。

最後に。まず健康状態を改革してください。もっと寝て、健康的な食事をとり、運動してください。自己改革のキーステップです。

CC) 元夫、元妻が私を裏切りまだ訴えている途中なのですが

法廷で争うのをやめてその人のことを二度と考えないでください。その問題の半分はあなたなのですから。

DD) 刑務所に入ってしまうのですが

最高のチャンスです。「B」を読み返してください。刑務所内でたくさんの本を読んでください。

EE) 私は内気なタイプなのですが

あなたの短所を長所に変えてください。内気な人の方が聞き上手で集中できます。好感ももたれやすい。

FF) 5年なんて待てないのですが

5年後まだ生きていると計画していたら、今日始めてもいいのでは?

GG) ネットワーキングってどうやるのですか?

同心するグループを作ってください。あなたをその真ん中に置いてください。

次のグループが友達や家族。

その次のグループがオンラインのグループ。

その次がオフ会やコーヒー会話。

その次がその分野のリーダーの会議や講演会。

その次が恩師のグループです。

その次がカスタマーや富を作ってくれる人のグループ。

こういったグループを作っていってください。

HH) やることに対して自尊心がある場合どうすればいいですか?

6〜12ヶ月後また「B」に戻ってるでしょう。

II)2つのことに同じくらい興味があります。どちらかに絞れなかったら?

両方を一体化できたら世界であなたがそれのトップになります。

JJ) やっていることに興奮しすぎて人にもそれを教えたいのですが。

YouTubeで教えてみてください。一人の観客から始めて、増えて行くのかを見てください。

KK) 寝ている間もお金を稼ぎたいのですが。

4年後、あなたのやっていることをアウトソーシングしてください。

LL) 師や思想的指導者とどうやって出会えるのですか?

知識が豊富に成り始めたら(100〜200冊読んだ後)、10個のアイディアを書きとめ、師になりそうな人20名に送ってください。一人も返事してくれません。新しいアイディアを更に10個書きとめ、新しい20名の師に送ってください。これを毎週繰り返してください。

返事してくれない人用のニュースレターを作ってください。誰かから返事をもらえるまで繰り返してください。この経験や教訓をブログに記してください。あなたがその分野の専門家であるコミュニティーを作ってください。

MM) アイディアを生み出せないのですが

生み出せるまで練習してみてください。アイディアの力こぶは使わないと出てきません。

私は毎日ストレッチ運動をしていないと足の親指を触ることができません。繰り返してやっていないと簡単に触ることができないのです。良いアイディアを1日目に生み出すことを考えないでください。

NN) あとは何を読めばいいですか?

本を読んだ後に、ウェブサイトや掲示板、雑誌などを読んでください。ほとんどはゴミですが。

OO) あなたの言うことをすべてやってもうまく行かなかったら?

うまくいきます。待っててください。毎日自己改革してください。

道の辿り道を探さないでください。霧の中で見ることが出来ません、でも次のステップは見ることができるし、そのステップを踏めば道がどこにたどり着くかいずれ分かります。

PP) 落ち込んでしまったら?

1日1回、静かな場所に座ってください。自分の核を探すのです。これが馬鹿げていると思うのならやらないでください。落ち込んだままでいてください。

QQ) 1時間静かにしている時間がないのですが。

では2時間座っててください。これは瞑想ではありません。座っているだけなんです。

RR) 怖くなってしまったら?

1日8〜9時間寝て、うわさ話を2度としないでください。睡眠が健康のNo.1の鍵です。唯一の鍵ではないですよ、No.1なだけです。ときどき「私は4時間あれば大丈夫です」とか「私の国では寝ること=怠けること」というメッセージをもらいますが、それを言う人達は失敗し若くして死にます。

うわさ話について?脳は生物的に言うと友達150人欲しがります。そうするとそのどれかの友達と会うと別の150の友達の誰か噂話ができる。150人友達がいないと、脳は150人友達がいると妄想できるまでゴシップ雑誌を読みたがります。

脳みたいにアホでいないでください。

SS) やることすべてがうまく行かないと感じてしまったら?

毎日10分間有り難さについて考えてください。心底の恐怖も制圧しないでください。怒りにも注目してください。

いま持っているものにありがたさを感じてください。怒りからはインスピレーションは貰えませんが、感謝という気持からは生まれます。感謝の気持はあなたの世界とクリエイティブなアイディアが存在する世界との架け橋です。

TT) 個人的な馬鹿げた問題をいっぱい抱えているのですが。

自分を囲む新しい人達を探してください。

自己改革を行おうとしている人には必ずそれを食い止めようとする人も出てきます。安全ではないかもしれないので脳は自己改革が怖いのです。

生物学的に脳はあなたに安全地帯にいて欲しいので、自己改革はリスクなのです。ですので、あなたの新しい道を塞ごうとする人も出てきます。その人達に「ノー」と言えるようにしましょう。

UU) いまのオフィスクワークで満足しているのですが。

幸運を祈ります。

VV) なぜあなたを信じなければならないのですか?こんなに失敗しているのに。

信じないでください。

WW) 私の師になってくれますか?

この記事を読んだばかりでしょ。

[hr]

こんな虎の巻を書いたジェームス・アルツチャーさんはどんな人なのでしょうか。肩書きはみな無ですが:

彼は米国のヘッジファンドマネージャー、起業家、数々のベストセラー本の著者です。Reset Inc. StockPickなど20の会社の共同設立者で、そのうち17の会社は失敗したと言っています。11冊の本を書き、The Financial Times, TheStreet.com, TechCrunch, Seeking Alpha, Thought Catalog, やハフィントンポストでよく記事を書いています。

本音を言うと、この記事に出会うまでは彼のことは知りませんでした。が、これからは僕の良い師にもなった気がします。

がんばるぞ!

  • Yutaka Nagata

    私も自分の気付いた悟りを伝えようとして初めて、ヒトの脳の持つ性質の手ごわさを実感しています。
    実に的を得た自己改革法と思います。
    またこのような伝え方も面白いと思いました。
    翻訳ありがとうございました。

    • コメントをありがとうございます。
      この記事は去年書いたのですが、挫折するたびに読んでいます。
      長田さんのコメントのおかげで今日また読み返しました。
      年を越す前にやることをしっかりやろうと思います。
      今後もよろしくお願いいたします。

  • Yutaka Nagata

    フェイスブックでシェアさせていただきました。
    ありがとうございました。