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ニコラ・テスラ VS トーマス・エジソン ラップバトル

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トーマス・エジソンとニコラ・テスラが仮にラップバトルを行ったらどうなるだろうか。2200万ビューもある、このビデオを和訳しました。

今日はちょっと長い記事を書きますが、それくらい僕にとって大事な人物の記事です。
記事を読んだ後にまた上のビデオをご覧ください。各言葉の重さを感じることが出来ます。

エジソンは偉いひ〜と、そ〜んなの常識〜たったたらりら♫

こんな歌を僕もテレビや日本人学校で聞きながら育ちました。果たしてこの常識はあっているのでしょうか。

「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄である」と言って知られているトーマス・エジソン。偉大な発明家として日本でもとても好かれています。しかし、僕はエジソンが好きではありません。嫌いです。

エジソンの成功の裏には彼より「100万テラワット分」もっと偉い天才発明家のニコラ・テスラがいるのです。

米国を中心にこの新しい常識が世界に広がりつつありますが、日本ではまだあまり知られていないません。

ニコラ・テスラという方をご存知でしょうか。

いま日本で「テスラを知っていますか?」と聞けば、ほとんどの人は「知らない」と答えるか、「テスラモーターズのとでしょ?」と回答するのだと思います。

僕がなぜ彼がエジソンより100万テラワット偉いのかをこの記事を参考にまとめました。

teslaニコラ・テスラはある意味、「究極の電気オタク」でした。

電気オタクというのは世間一般から離れ、あるひとつのことや物にハマりそれを異次元のレベルに上げたりします。壊れていないものを改造し、新機能を加えて新たな価値を見いだします。その過程は美しくもあり、苦しみにも満ちていたりします。

100年前くらいにそんなセルビア人がいました。ニコラ・テスラはまさに「壊れていない物を直す」人でした。

世界のほとんどがまだロウソクで夜を過ごしていた中、彼は交流電流を発明したのです。
現代のほとんどの家の電気を流すシステムを彼が作ってしまったのです。

ほとんどの人は「いや、電気はトーマス・エジソンが発明したんでしょ?」と言うでしょう。それは間違いです。

ニコラ・テスラが電気の父です。

エジソンが電球を発明したと断言しますが、エジソンは単に22名の科学者の電球開発を効率的にし、それをどう爆発的に売るかを「発見」したのです。

実はテスラもエジソンの研究所で雇われていました。エジソンは工場の(エジソン好みの直流用に設計された)システムをテスラの交流電源で動かすことが出来たなら、褒賞5万ドル(現在で1億円くらい)を払うと提案しました。このチャレンジはほぼ不可能と思っていたのでエジソンはこんなことを言っていたのですが、テスラはやり遂げたのです。

テスラが褒賞のことをエジソンに聞くと彼は「テスラ、お前はアメリカンジョークを分かってないな〜」と言って約束を破ったのです。テスラは激怒し、その後退社することになります。

エジソンはどちらかというと、オタクがたくさんいる現場で働くCEOですね。彼の発明のどれくらいのお金が出来るかで成功を計っていました。科学者でもなく数学者でもないエジソンは、そのような人達を雇って自分の利益にしていました。

そう、エジソンは科学者ではなく後にGE(ジェネラル・エレクトリック)のエジソン電気照明会社の初代代表取締役なのです。

テスラは自分がすごい発明をし、それを書き留めることを忘れてしまうことで知られていましたが、エジソンは彼の研究所の部下が何かを発見したときに急ぎ足で特許庁に駆け込むことで知られていました。

テスラはエジソンの研究所を辞任してからは自分の研究所を立ち上げ、交流電気システムを作りました。

エジソンの直流電気は各数百メートルに発電所が必要なのに対して、交流電気はケーブルの太さも細く、数倍の距離を発電所なしで送ることができたのです。遥かに効率的な送電システムを作ったのです。

この状況でエジソンはどうしたか?

エジソンはちょうど世界に直流電気システムを売ろうとしていたころなので、、エジソンは激怒しテスラのシステムを研究会やメディアを通して強く批判しました。

近所の犬や猫をさらって、記者の前でテスラの交流電気システムを使って感電してみせました。これを通して、テスラのシステムは危ないのだと照明したかったのです。

ラジオを発明したのは誰か知っていますか?グリエルモ・マルコーニです。

彼はラジオを発明したとして1909年にノーベル賞を取ります。しかし、マルコーニは実はテスラの数年前の研究成果を元にこの「発明」を発表して有名になったのです。これを知ったテスラは何と言ったのでしょうか。

「マルコーニはいいやつだ。俺のパテントを17個も使ってるけど、研究を続ければいい。」

それくらいテスラはいいやつ、偉い人なのです!

海軍や空軍で使われるレーダーも同じような話し。ロバート・ワトソン・ワットさんがこれを1935年に発明したと発表。しかしその18年前、1917年にテスラが発表していたのです。ちょうど第一次世界大戦のころ、テスラが米国海軍にこの新しい探知システムを進めたのですが、ここでかの有名なエジソン(当時は海軍研究開発部門所長)は彼の技術を否定しました。戦争にはこんな技術は使い物にならないと。。。。。。。。。。

レントゲンもそう!この技術の発明者とされるのはヴィルヘルム・レントゲンなのですが、それを先に発見したのがニコラ・テスラです。でも発表する前に研究所が大火事になりすべて焼かれてしまいました。

teslaxray

自分の足をX線で写したテスラ

 レントゲンさんの発表からX線は視力を良くしたり、体の部分を良くすると考えられていましたが、テスラはこれは身体に害を及ぼすので人への実験を断念。

自分もこの発見で有名になりたいと真っ先に身体実験に乗り出したのが 。。。。。そう。。。。エジソン。
自分のアシスタント(Clarence Dally)を実験台に使い。命を救うために腕を切断してしまい、その後縦隔癌で命を亡くなってしまいます。Dallyさんは史上初めてレントゲン実験で亡くなる人となってしまいました。ひどい。

エジソンの酷さがかなりみなさんに浸透したところで、テスラのおかげで世界に出た数々の発明を紹介させてください。

1893年のナイアガラフォールズ発電プロジェクト初めて滝から電力を生産する方法を編み出したのは?
ニコラ・テスラ

低温工学(約-160°C-50°Cにおける技術的操作を専門に研究する工学)が正式に発明される50年前から実験をしていたの科学者は?
ニコラ・テスラ

トランジスタを開発に使われた100年前の特許を持っていたのは?

トランジスタとは半導体素子のことで、現在のITを支えるもっとも重要な物です。これなしではFacebookもエロサイトも見ることができません。

これもニコラ・テスラ

地球の共振(地球の地表と電離層との間で極極超長波 (ELF) が反射をして、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の一に一致したもの)を発見したのは?
ウィンフリート・オット・シューマンという物理学者ですが、それを発見より50年前に計算し確認できたのはニコラ・テスラ。その計りを英語でpicoteslaと呼びます。

tesla-museumその他テスラが発明したもの

  • テレビや他の電子機器を操るリモコン
  • 蛍光灯(新宿のネオン街もテスラのおかげ?)
  • 現代の電子モーター
  • 無線通信(いまあなたが使ってるであろうWiFi通信など)

テスラは正真正銘の天才発明家だったと思います。

8カ国語話し(セルビア語、英語、チェコ語、ドイツ語、フランス語、ハンガリー語、イタリア語とラテン語)、本を読むとその内容を丸覚えし記憶で読み返すことができたそう。(僕はmixiのパスワードすら覚えられない)

慎重2mの長身、インテリでハンサムでちょっとセルビア語なまりの彼は女性にモテモテでしたが研究に没頭し86歳で亡くなるまで生涯独身でした(ちなみにエジソンは3回結婚していて1回目は彼が24歳で彼女は16歳でした)。

こんな才能の持ち主は大金持ちになっていたと思われがちですが、残念ながら違います。

この時の世の中は斬新なアイディアよりも実用的で儲かるアイディアを求めていました。電波天文学の発見よりも電球とトースターを求めていたのです。

teslatowerテスラの最後の世界への贈り物は情報通信と無線送電を全世界に流す強大な無線送電塔テスラタワーでした。しかも無料で。

このプロジェクトを支えていたのはJ.P.Morganの創設者ジョン・モルガンでした。しかし、建設途中に設計変更が生じたことや、グリエルモ・マルコーニが太平洋横断無線通信に成功し、無線通信の実用化を成し遂げてしまったことなどが影響したのと、このフリーエネルギーを規制し利益にできないと察した彼はタワーの建設費を途中でキャンセルします。あと一息というところで、テスラの夢は途絶えてしまいます。

テスラは86歳で一人、ニューヨークのホテルで他界します。亡くなる前までミルクとナビスコクラッカーのみを食べていました。彼の唯一の楽しみはハトに餌を与えること、そのうちの一羽に恋に落ちたと発言もしています。

時代が彼の発明にたどり着いていなかった。彼の発明やアイディア等は当時の人達をアッと驚かせるよりも一種の恐怖を与えていたのだと思います。例えば下の当時のもっとも人気だった1940年代のスーパーマンのエピソードでもテスラを悪役科学者として例えている。当時からテスラに対してネガキャンまで行われていると考えると悲しいです。

いまとなって、何ができるのでしょうか。実はこの記事を書いた大のテスラファンでも有名なコミックライターがテスラ博物館を作るために2億円のお金をクラウドファンディングを通して募り、去年から着々と公開への準備が整っています。日本でもチリでも、世界でも、エネルギー問題は非常に難しい政治問題ですが、少し歴史を探るとそこには解決の可能性が秘められているのだと思います。

teslaobenyo

テスラ・コイルを実験するテスラ

もしこのテスラタワーが復活可能だったら世界はどんなに良くなるだろうか。今後の進展やこれからの奇才科学者達をサポートできる世の中になるようにできることから頑張りたいと思います。日本の原発問題ももっと早く解決できるはず!!

ぜひニコラ・テスラファンを日本でも増やしたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。