[easy-share buttons=”facebook,twitter,pocket” counters=0 native=”no” fullwidth=”yes”]

本日は日系チリ人の高岡タダシさんをインタビューしました。

高岡さんと初めて出会ったのは彼がが発表者として招待されていたバルパライソ-ビーニャ投資セミナーでのことでした。そこで彼はチリとシリコンバレーの起業と投資の方法や比較の発表をおこない、チリの起業家にインパクトを与えていました。その後彼とお酒を交えながら生い立ちや日本との関係を話しながらこのインタビューをすることにしました。南米でもスタートアップが増える中、彼の活動に注目をして行きたいと思います。

① あなたの生い立ちや出身地、何を行っているのかを簡単に教えて下さい

[vc_single_image image=”4462″ css_animation=”appear” style=”vc_box_circle” border_color=”grey” img_link_target=”_self”]

私はチリ北部の砂漠の街アントファガスタで生まれました。叔父は広島出身で父はボリビア生まれですが血筋は100%日本人です。
幼少は両親と祖父母と暮し、日本文化に触れ、日本語も少し話す事ができましたが、時間とともに失ってしまいました。
17歳の時、首都サンティアゴに行きの産業工学を学びました。修士課程でオペレーション管理の修士号を獲得しましたが、その仕事にはつきませんでした。
運命の導きで現在はイノベーションの仕事をしています。最初はコンサルタントとして、その後はイノベーションクラブという会社の代表取締役をした。Supermanketという、女性が男性をスーパーの商品のように選ぶ出会い系サイトを作りました。
現在はMagical Startupsの代表取締役を務めています。

② あなたの人生のミッションと達成したいものは何ですか?

[vc_single_image image=”4462″ css_animation=”appear” style=”vc_box_circle” border_color=”grey” img_link_target=”_self”]

自分がやってきた事の跡を残したいです。個人的な満足感を超えた記録を。
イノベーションの仕事が、人が歩もうとしている道をサポートさせてくれていると思います。それによって、グローバルな成果を残したいのです。

③ Magical Startupsって何ですか?

[vc_single_image image=”4462″ css_animation=”appear” style=”vc_box_circle” border_color=”grey” img_link_target=”_self”][vc_single_image image=”4432″ border_color=”grey” img_link_target=”_self” img_size=”full” img_link_large=”yes”][vc_single_image image=”4431″ border_color=”grey” img_link_target=”_self”]

Magical Startupsは、チリにおける初の民間のデジタルビジネス推進会社です。

チリでこの5年間、起業インキュベーターに参加しながらも90%のスタートアップが失敗する問題を解決するためにこの会社が生まれました。

私達はスタートアップが得意としないテーマに費やす時間の削減に焦点を当てています。起業するのに大事なのは2点、販売と顧客満足度です。

④ 自分のアイディアで起業したいけれど、どこから始めたらいいのかわからない人へのアドバイスはありますか。

[vc_single_image image=”4462″ css_animation=”appear” style=”vc_box_circle” border_color=”grey” img_link_target=”_self”]

まず、自分の弱点を埋めてくれるチームメンバーとビジネスを動かすために必要なメンバーを探すこと。
次に、とても重要な問題を解決しているのだと認証すること。
そして最後に、商品の営業を行う。MVP(必要最低限機能の製品)を作って市場調査をする。そこまでやってから始めて事業を進めたりファンディングをお願いしたりしてください。

⑤ 他の日系人やハーフにメッセージをお願いします

[vc_single_image image=”4462″ css_animation=”appear” style=”vc_box_circle” border_color=”grey” img_link_target=”_self”]

自分の中にある日本人の遺伝子として受け継がれているものを探す術を知って欲しいです。いまの流行やアニメ、マンガ、音楽又は「サムライ」では無く、日本人としての遺産はもっと自分の深にあって、場の読み方、 内省、自他ともに品行的な応対にみられると思います。
多くの場合、日常で他の文化の人と接していると、自分は水から出た魚のように違和感を感じたり、その原因もわからないことがあります。自分もその集団の一部なのに(私の場合はチリ人として)、顔も似ているし、話し方も似ている。
うまく溶け込むために自分の在り方を変えなければならないと思ったりもするでしょう。でもそれは間違いです。他の人と違いを感じる何かがあなたの価値であって、それが何なのかを見つけ、どう利用したら良いのかを見出すのです。現在、日本人である良い時代にいるので自信を持ってください。

About the author / 作者について

Website | + posts

Chileno-Japonés trabajando siempre en acercar más Japón a Latinoamérica y viceversa. 南米と日本を繋ぐ仕事をしています。

Comentarios / Comments / コメント