今日のこの記事を私の家族、親戚、友達、仲間、団体関係者に捧げます。

今日は私にとって、とてもとても大事な日です。
コスタリカで生まれてからちょうど34年が経過し
最愛なる妻と付き合い始めて10年が立ち
日本財団のみなさまとの関係が始まってから10年
妻と結婚をしようと二人で決めてから5年
そしてチリに「帰国」してから2年が立ちました。
いろんなことの節目になっています。
私を生み、育ててくれた父親母親
成長と共にした妹と弟
人生を共に歩もうと決め、純粋な愛を確かめ合える妻
いろんなことを純粋な心で教えてくれる子どもたち
良い時も、悪いときもアホなときもつき合ってくれるたくさんの友達・仲間・同士
良い時も、悪いときも、最悪なときも、本当にくそアホな時も
私のことを信じ続けてくれる日本財団日系人協会MPUFラテンアメリカ融合化計画NFSAピースボートのみなさまに本当に心から感謝しているのと同時に、いままでの失敗をあまり話せずシェアしなかったことを申し訳なく思っています。
今回のブログ記事は、34歳の自分の「いま」をここに残したく書いています。
今後の自分の再チャレンジと踏ん張りになるためにも書いています。
私を知る人達は私のいままでの人生の歩みを知っていますが、ここに簡単に書きます。
コスタリカで生まれ>南米各国で3年ごとに移住>日本で大学院へいき>船で世界4周し>日系スカラーシップの活動支援担当になり>日系ユースネットワーク(NYN)を設立>留学生災害ボランティア支援、各国日系リーダーのネットワーク化に励む>NYNのプロジェクトをさらに拡大するため、チリに拠点を移す>2年経過⬅いまここ
チリに来てから約33の失敗をしてきました。失敗は悪い事ではないと思っています。悔いに残るのはそのような失敗をし、問題が発生したときの私の対処法でした。
私のライフミッションは日本と南米の関係をより強いものにすることです。
それをするのに日本と世界の日本人、日系人、日係人(日本に強い関係を持つ人)、のネットワークを作り様々な分野で協力しあうプラットフォーム作りをしてきました。このサイトもそうです。
2012年にチリに来たときからいろんなことが起きました。
日本で設立した日系ユースネットワークをチリに移し、NPO法人の手続きを行いましたが。銀行で口座を開ける行為だけでも1年かかってしまいました。
チリでの設立メンバーに選んだ人達は10年前に知っていた人ではありませんでした。チリでは約束事の大半は嘘か本当かも分からないのに信頼という肩書きで鵜呑みにしてしまい、痛い目に会いました。
チリ・南米を知っているつもりでした。しかし、8年間日本に住んだ私は行動や考えが日本人化し、チリでする交渉、事業手続き、人との信頼関係等等はすべて初心者でした。これはこの文化の違いもあるかもしれませんが、それよりも私の判断ミス、対処のスピード不足、踏ん張り不足にありました。それと同時に親の病気が重なってしまいました。
助けを求めませんでした。
問題は発生するのだろうなと思っていましたが、こういう失敗が私にとってこれほど精神的に痛いのかを予想していませんでした。そして失敗すればするほど、それを隠したくなってしまいました。多大なサポートをもらっているのになぜ失敗してまうのか。
私はFacebookやTwitterジャンキーでもあり、なんでもシェアしていました。
しかし、いままで見せて来たものは「良いもの」や「自分が成功している」一面でしかありませんでした。ネガティブなことは人に見せなくてもいい、見なくてもいいと思っていました。ですのでいいことがないと何も見せなくなってしまう。まさしくこのビデオですね。
それだけでなく、自分の失敗や、やらなければいけないことを後回しにしていました。対処する=失敗を認めるみたいな変な考えを持ってしまいました。問題をシカトする。幼稚な考えなのに、やってしまいます。
問題をシカトする事で分かったのは、その問題は倍大きくなるということでした。
この数倍にもなる問題をこんど対処しようと思ったときにはもう直面するのが怖くて心も体もゾンビになったような気がしました。
それが続き、問題を対処しない自分への怒りが爆発しました。すべて諦めてどこかへ消えようと思うくらいでした。
しかし、こんな状態でも信じ続けくれるみなさんの言葉や何気ない行動に救われました。
これから山積みの問題を一個ずつ、順番も気にしながら対処していきます。
そして、バカさ、楽しさを取り戻して、頭と心の中に暖めて来たアイディアを実行し続けようと思います。
「人生一度きり!好きなことを堂々としないでどうするの!」
なんていいますが、一度きりなんだって本当に感じたのは東日本大震災のときでした。そのときの思いを忘れていました。
思い出す事でゾンビ状態から目覚める事ができました。
今日から、34回目のチャレンジに挑みます。
いままでの失敗を消化し、未来を今日も作り続けます。
こんな私ですが今後とも宜しくお願いいたします。
 

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Chileno-Japonés trabajando siempre en acercar más Japón a Latinoamérica y viceversa. 南米と日本を繋ぐ仕事をしています。